2026.02.27
26日の夜は弘前市のBar Asylumを訪れた。
今日27日はそこで教えてもらったライブハウス「KEEP THE BEAT」のイベント日。
…と、その前に
KEEP THE BEATの3階でBar Asylumの店主、浩さんがレコード店を営んでいるそうなので
夕方、我々は先ずそのレコード店に足を運んだ。
名を「JOY POPS」。
JOY POPSはロックンロールとジャズを主に取り扱う店舗で、時折邦楽ポップが並んでいる。
2500円の円盤が700円で売られており
「中古なのかな」とか考えながら
一枚一枚が丁寧に包装されたCD、レコードに
浩さんの愛情を感じた。
浩さんは店の床に腰をころし大量のレコードを整理していた。
「先日はお世話になりました」
我々は深々と頭を下げる。
浩さんは笑いこそしないものの
柔らかな口ぶりで話してくれた。
「今日はどこ行くんだっけ?」
「 これから、この下にあるKEEP THE BEATでライブを観るんです!」
会計をして貰いながらそんな感じのやり取りをする。
Bar Asylumは薄暗かったから浩さんはとてもコワモテに見えたが…
明るい場所で改めて見ると
浩さんは朗らかな顔をしているじゃないか。
こんな言い方も何だが愛嬌がある。
彼女も浩さんと会話が弾んでいたらしく
「行って来ます!」
我々は跳ねるようにJOY POPSを出た。
開演前の事、店前の灰皿でTalockさんとバッタリ会う。
実は先日26日のBar Asylumで
「最近『津軽塾』ってとこのTalockて奴がラップ始めたよ」
と浩さんが教えてくれていたのだ。
そこで僕は早速コンタクトを取ったのだが
今日27日のTalockさんはKEEP THE BEATの隣
「chai stand muka」でラム酒入りのチャイを飲むつもりらしく
KEEP THE BEATのイベント時刻と
chai stand mukaの営業時刻的に
会えないだろうと思っていたのだ。
「津軽塾」は土手町 KEEP THE BEATから向かって左手。
車道を挟んだほとんど目の前にある。
Talockさんはそこで塾講師を務めながら
司会業とダンス、地域活性に力を入れている。
丁度仕事終わりだったそうで
偶然の出会いに驚きを隠せない。
自分達が置かれている状況について話し
何をどうしていいのか分からずながら
今は楽しみたくて色々な場所を訪れている事を伝えると
「それが良いよ!まぁまずは津軽の色々な場所へ行って、津軽を楽しんでみてよ!」
Talockさんはそう言ってくれた。
加えて、「すぐそこにある『chai stand muka』は激アツスポットだから行ったほうがいいすよ」
と言うものだから
開演前に急ぎ足。
Talockさんの導きでchai stand mukaへ。
店主の「なお さん」は笑顔が素敵だ。
Talockさんの導きでやって来た事を足早に、
今日はKEEP THE BEATでイベントを見るので挨拶に来たという事を話した。
フライヤーを渡し、改めて足を運びますと約束して店を後にした。
とても急いでいたので文面に書き起こすには少し難しいのだが
Talockさんが僕らについて沢山話してくれた。
そのお陰で場は明るく、とてもいい挨拶が出来た。
…KEEP THE BEATは開業から5年が経つらしい。
店内は清潔に保たれておりスタッフが手際良く作業を進めている。
オーナーは高取さんと言う。
店の入り口では昨夜26日に対応して下さった従業員の方が受付をしていた。
「昨夜は遅くに失礼致しました。取り置きして頂いた冬を待つ人と申します。」
その方は
「いえいえ!こちらこそありがとうございます」
と返してくれた。
チケットを購入し、ドリンクを交換。
今日27日のイベントではオーナー自らも前座として歌うらしく
「出番が終わったら受付の方にオーナーが来ますので、よければその時に」
そう教えて頂いたので
「後から挨拶しようか」と彼女と話し
僕等は席に座った。
その日が弾き語りのイベントだったことも深く関係しているのだろう、
KEEP THE BEATの客層はとても明るく
音楽に耳を傾けている様が見ていて心地良い。
レスポンスしやすい雰囲気が
アーティストと客の間で自然に生み出されていく。
音響も非常に質が良い。
これまで幾つかのライブハウスを見て来たつもりだが
KEEP THE BEATの空気はその中でも
群を抜いて柔らかかったのを覚えている。
基本的にどこもピリピリしているのだが…
「皆んなで土手町を盛り上げたい」
その言葉が脳裏をよぎり、解になった。
やはり地域を愛する心に嘘はないのだ。
いつしか我々も深く入り込み
半分視察する気持ちでいたのだが
すっかり感動してしまった。
そして帰りしなに僕が驚いたのは
オーナー高取さん自らが
エントランスの掃き掃除をしていたことだ。
前座を務めた高取さんはしゃがれた声でガラガラと怒鳴るように歌っていたが
お客さんや演者に対して腰が低く
逐一頭を下げていた姿がギャップ満載で印象深かった。
「いつの間にかオーナーになっちゃってね。誰もやらねえから俺やるわって。」
高取さんはそう話していたが
満更でもない様子で
清々しい顔をされていた。
「非常に良いイベントでした、僕達の話も聞いて頂きまして、誠にありがとうございました」
そう告げてKEEP THE BEATを後にする。
掃き掃除をする高取さんの姿が遠ざかる。
「挨拶も出来て、良かったね。これから何かが始まると良いね。きっとね。」
彼女とそう話しながら車へと歩く。
僕は土手町の空気にすっかり飛ばされてしまって
ワクワクが収まらなくなっていた。
2026.02.26
2/10/地元隠岐の島を離れ
青森県に引っ越した。
隠岐の島ではリゾートホテルで仕事をしていたのだが
船が出る直前に
お世話になった先輩方と同僚が見送りに来てくれた。
母と共に、見えなくなるまで手を振ってくれる。
「また帰っておいで」
先輩は裏表のない人だ。
その言葉が背を押してくれたような
そんな想いだった事を振り返る。
何より母の愛情が
いざ離れるとなってようやっと胸に沁みて来た。
本当に親不孝な息子だと思う。
青森に到着したのは2/11の昼頃。
以前として吹雪の青森は凍てつく寒さで
こんな名前をしているが寒いのが嫌いな僕は
肝っ玉が萎む感覚だった。
引っ越しの為に金銭を殆ど使ってしまったので
車の保険探しやらアパート探しやら
杞憂になる事ばかりでうんざりしていたのが、
今は嘘の様に想うのだ。
何故かと聞かれれば
嬉しい出来事が幾つかあったのだが…
長くなるので追って記載する。
…この頃自分を見直す機会が多かった。
仕事と家族を盾に、忙しさを理由にしていた僕は
お世話になっている方々への礼節を怠り
端的に、失礼を働いてしまっていた。
勢いだけで突っ走ってしまう悪い癖がある。
皆で登っていかなければ意味が無いというのに
自分のしたいやりたいばかりで
独りよがりな活動をしていた。
今、深く頭を下げたい人が沢山居る。
しかし。
何はともあれ青森にやって来たのだ。
心機一転、全てを一からやり直す気持ちで昨今動き回っている。
人との関わり方もそうだが
仕事に対するマインドの置き方も見直す必要がある。
彼女と二人
青森県のいろんな所へ行こうと話し合い
先日、様々な場所へ行った。
土地勘が無いもんで
Googleマップで調べヒットした箇所を巡る形だったのだが…
第一に訪れた場所は「Bar Asylum」
店内はThe Rolling Stonesが延々と流れ、
ロックフェスのフライヤー
そして猫で埋め尽くされていた。
店主の浩さんは白い長髪に白い長髭を蓄えた目つきの鋭いオジサンで
初対面は正直、ビビってしまった。
青森県に引っ越して来て
いま色々な場所へ行ってみたいという事
自分はラップをしているのでヒップホップメインの箱を探しているという事
言葉を選びながら慎重に話す。
浩さんは思いのほかとても優しい方で
新顔の我々にも暖かく接して下さった。
Bar Asylumがある辺りの街を土手町と呼ぶ。
そこは商店街であり、ダンススクールやチャイスタンド、ライブハウス等
エンターテインメント街と呼ぶに相応しい雰囲気の場所だ。
かつての土手町は活気にあふれ
非常にたくさんの人々が往来していたらしい。
浩さんは土手町の、いわば古株なのだが
皆でいま一度土手町に活気を取り戻そうというのだ。
僕の故郷にも商店街があり
復興させようと尽力する人達が居る。
何処か故郷と同じ様な空気を感じ、気が付けば次第に前のめりに。
とても有益な話を聞かせて頂いたと共に
「これから青森に住むんだ。この街の力になりたい」
そんな想いが湧いて来た。
僕の過去を知る人に、それは取ってつけた様な想いだと思われそうなものだが
僕は、そういう生き方をしたいと
この頃よく思っていたのだ。
「いつかそんな存在になれるだろうか」
なんて事を思いつつ
「いや、それよりも今は楽しもう」
礼節を欠かぬよう気を払いながらも
僕等は裏表のない気持ちでお礼をして
Bar Asylumを後にした。
店を出る少し前に
「この店の裏に『KEEP THE BEAT』ってライブハウスがあるけど、そこの3階でレコード屋をやってるから明日おいでよ」
そう浩さんに言われた。
レコードプレイヤーが家にない事を伝えると
CDも扱っていると教えてくださったので
後日訪問する事を約束した。
弘前市のライブハウス「KEEP THE BEAT」は
開業から五年目になるそうだ。
従業員の方が事務所でパソコンに向かっているのが見えたので
恐る恐るドアをノックする。
「夜分遅くに申し訳ありません」
島根から青森に越して来た事
いま様々な場所を訪れている事
それらの話と共にフライヤーを渡すと
従業員の方はくたびれた顔をしていたが
快く受け取ってくれた。
翌日が丁度、イベント日らしかった。
会場の様子も見たいので
改めて訪れますと告げ
深々と頭を下げ
その日は家路に着いた。
拭いきれない不安と過去を引き摺りながら
こんなことをして良いものか
少しの迷いはあったが
心は晴れていた。
この活動が免罪になるのかどうかわからないが
人として生まれ変わるための第一歩は
きっとこれで良いんだろう
今出来ることは全てやったのだから。
そう自分に言い聞かせて
車を走らせた。
2025.09.28 ラップスタアだめでしたが。
ラップスタア
サイファーの前で落ちてしまいました。
悔しさとか悲しさは全く無いですが
『島根から凄え奴出たぞ!』
『隠岐の島だってよ』
そんな風に言わせる存在になりたかったので
ちょっとだけ残念だなって感じです。
でも、『冬を待つ人めっちゃ好き』とか
『大阪トライアウトかましてた』とか
『かっこいい』とか
色んな声も頂きました。
今回の件で
ほんとに
ほんとに少しだけ僕は
自分に自信を持てた。
とてもありがたいなと思っています。
めっちゃ売れたいとは思わないけど
大好きな音楽でご飯食べたいなぁ
くらいには思うんだわ。
どうしても護りたい物があるから
ただ、自分の大好きな事で護れるように
なりたいんだ。
応援して下さい。
わりとコメントとかちゃんと読んでますんで。
そして
10月もシングルをリリースする予定です。
【WIND OF OKI ISLAND BLOWS】が好きだった人にはきっと気に入って貰えると思う。
11月~12月にはアルバムもリリースしたい。
こっちはクロスオーバー。
友達との共同作品です。
特段有名になる事はないと思う
でも、知る人ぞ知る存在にはなると思う。
僕の曲を聴いてる人には
『この良さを理解できる俺かっけぇ』
そんな風に思って欲しいし
力になる音楽を作り続けたいと思う。
楽しみにしてて欲しい。
僕の事を見届けて欲しいです。
よろしくす。
さて明日も仕事だ
今の仕事は別に好きでは無いけど
金をくれるなら働く
それだけ。
要らんことは考えない事だよ。
そうそう。
連れが泣くので煙草をやめた。
ベイプに変えました
部屋がポップコーンの匂いで満たされてる
コーラを飲みながら吸ったら
映画館みたいで
なんか良いなと思った。
2025.09.19 もっとハングリーな方が良いんだろうけど
ども。冬を待つ人です
2024年の末で船の仕事を辞めて
今は故郷である隠岐の島に帰っている
人生、キツイ方が面白いだろうと思う派
まぁまぁキツイ仕事をしています
金を貯める必要もあるし
兎に角忙しくて
島から外に出られないので
ライブとかも全部断っていますが
その代わり2025年は
ほとんど毎月シングルをリリースする目標を掲げて
ずっと継続中です

調子が良かったり悪かったり
動画が伸びたり伸びなかったり
アナリティクスやアルゴリズムに振り回される
感覚としては最近まで年始で
雪が降っていたのに
夏が終わろうとしている
何もかもが早くて、逃して
いつも後になって気がつく
決して明るくはないけど
悪くない生活をしてます。
今年はラップスタアに応募してみた。
ダメ元でやってみたけど
嬉しい事にピックアップ選出されて
少しだけ注目して貰えた。

https://x.com/rapstar_jp/status/1955570027052372468?s=46
Spotifyとかのストリームにも気を遣っていて
6月にリリースしたシングル
『WIND OF OKI ISLAND BLOWS』は
完全に努力全振りで1500以上再生を記録。
YouTubeでもMVが1900以上再生され
今もゆっくりと伸び続けている。

その他にも『PURPOSE IN LIFE』って楽曲や
『STAY YOUNG AND FOOLISH』って楽曲も
そこそこ聴いて貰えていて
とても嬉しく思っています。
でも
もっとやれる、まだやれる、とは思うけど
なんというかね
ハングリーさとか自惚れみたいなものが
完全に消失してしまって
焦りみたいな物も
ほとんど無くなって
アーティストとしては
ほぼ死んでるのと同じだな
みたいな。
冬を待つ人カッコいい
とか
近年あまり見ないスタイルで良い
みたいな話を
貰えるんですけど
別に売れようと思ってやってないというか
へー、そうなんだ
みたいな感じで
寄せられたコメントとかも
ちゃんと読んで
制作に取り入れたりしますけど
どこまで行っても
へー、ふーん
みたいな感じ。
これが果たして良いのか悪いのか
もっとハングリーな方が良いんだろうけど
むしろハングリーにハングリーに
なればなる程良いんだろうけど
力んで生きるのに
細かい事で悩むのに
疲れてしまったというか
何というか。
ちょっとショックだった事があって
例えば
ラップスタア選ばれたの
すげえじゃん!!
みたいな話を
対面で誰も言ってくれなかったんすよね
自分は結構
自信がなくて
謙虚だねって言われるけど
そういう訳じゃなくて
どこまでいっても僕は自信がないというか
だから、何かしら
こいつすげぇ奴だから
自分達も頑張らないとな
みたいなのを耳にして
安心したかったというか
自分に価値を感じたかったんだと思う
だから、地味にショックで
自分ってやっぱ独りなんだなって
何となく痛感してしまったというか
加えて、そんな自慢話じみた事を
してしまう自分にも
自分で失望するというか
今かなり燃え尽きそうで
ギリギリで保ってる感じです
僕なんか居らんくても隠岐の島は発展する
僕は隠岐の島出身で
ここにはこんなにヤバい奴がいて
みたいな事を声に出したいってゆー
完全なエゴでしかなく。
ましてやハングリーさも無いのでは
いよいよ何をしたいのか自分でも分からず。
目的なくフラフラとし続けている感じ
考える事に疲れてしまったなーと思う。
最近よく海に行ったり
近所を散歩する
特に意味はない。
ただ、何も考えない時間が
膨大に必要だなと思う。
9/20は隠岐の島DJ BAR 『YULA YULA』で
西ノ島出身のビートボクサー『Renx2』が主催する『隠岐泥酔JAM』が催される。
僕もライヴで出演します。


彼らが僕に何を感じて
大規模なイベントに呼んでくれるのか
正直全く分からない。
僕には何もなくて
僕は何が出来るわけでもない
時々、やたらと僕を評価してくれる人に出会う
ふーん、と思う
何を感じ、何を体現してくれているのか
正直何もわかっていないけど
期待してくれているなら
その期待に見合う景色を
見せてあげたいなと
それだけは思う。
僕に何が出来るだろう
僕はずっと未完成なんだと思う
7連勤が明けて
ミーティングの為に休日出勤をし
帰ってきて適当に飯を食い
気怠さの中で
そんな事を
久しぶりに書こうかなと思い至った。
ただそれだけなのでした
よかったらこの前出たシングル聴いてください
BLUE VIBEZ - song and lyrics by 冬を待つ人 | Spotify

そんな感じです
特に他に書く事もない。
ゆっくり生活していく
京都という町は
京都という町が僕は好きだ
現地の方の
腹黒い言い回しがネットで面白おかしく語られ
僕も初めは何を思われてるか分からず抵抗があった
詩人choriという人は
僕にとてつもない衝撃と感動を残して死んだ
言葉の無力しか知らなかった僕に
言葉の可能性をその生き様で示したのだ。
かつて詩人という生き物のショーケースを
初めて目の当たりにした僕は
初めてラップというものを聴いた
あの夜に酷似した衝撃を味わう事になるとは
梅雨知らず
自分の内面性の伽藍堂ぷりに
心底厭世観を募らせてばかりいた。
この街には
京都という街には
詩人という人種が、多く、
それも数えきれないほど住んでいる。
その辺を歩いているような
本当に一般人の風貌でありながら
一度言葉を発したその刹那
その声色は澄んでよく通り
それらはあたかも闇を裂き
ラッパーより遥かに多くの韻を踏み
即興性に富び
その瞬間、彼等は確かに
生きている
その表現を外套の様に纏うのである
この頃、自分の在り方や
ライブショーケースに酷く頭を悩ませた
ある種ブランク。
たった一人きりで生きている様な感覚が拭えず
地獄の様な夜を経た。
そんな中での京都出演
さて、どんな風に戦うか。
その悩みは一瞬で忘れ去られる事になる。
詩人という生き物は自由だ。
自由過ぎるのだ。
いきなり面を被って短歌を読み始める者もあれば
素足になり、読んだ紙を冷たい床に捨ててゆく者もある。
リリースされている著名な音源を流したかと思えば
なんの躊躇いもなくその上で詩を読む。
インターネットの投稿を読み上げるだけでスラムの勝ち星を総なめする者もあれば
即興で恐ろしい濃度の言葉を吐き
ラッパーより上手くトラックを乗りこなす。
心底恐ろしい。
しかしそのお陰で
僕もまた自由になろうと思えるのだ。
ありのままの僕になり
丸裸の心で歌を歌う。
すると時に詩人という生き物は
その恐ろしいボキャブラリィで僕を褒めちぎる。
本当に恐ろしい。
すっかり毒の抜けた僕は
未来はこの手の中にあるものだと確信して帰路に着く
筆の遅い僕に
たった数時間の帰路で
二、三本の曲を作らせる。
京都という街は、恐ろしい街だ。
一度詩人という生き物に触れてみてはどうだろうか。
詩人に限らずとも
この街には劇場も多く点在する。
言葉だ。
言葉により深く触れてみるといい。
きっと僕の言う事も分かってもらえるだろう。
この確信もまた、詩人という生き物が授けた。
心底恐ろしい生き物である。
かつて光だった者達へ
以前、京都で朗読して
割と好評頂けて嬉しかった詩がある。
その時「ブログで掲載しよう」と思ったけど
すっかり抜け落ちて
新幹線の中で思い巡らせていたら
ふとそのことを思い出した。
これは、一年程前に
件のウクライナがトピックを埋めていた時に書いた詩です。
丁度その時、曖昧な記憶だけれど
日本は政治的不利も酷いのに
地理的に自然災害に晒されやすい。
ネット文化の発達で、みんなどこか現実を生きていないような感じを受けるし
誹謗中傷とか聞き飽きたフレーズ。
歪みあって見張りあって
侮蔑のストロークで愉悦を得てしまう。
優位に立つ事は確かに気分がいいもんな。
うわー、世界最悪だな って思ってたし
何より私事だけれど大好きだったおばちゃんが亡くなった事をずっと引きずってて
一番鬱屈としてた時期だった。
なんか、そういうのがごちゃ混ぜになって
取ってつけたような僕の正義感にもてはやされて
悩んで悩んで
割とガチで悩んで書いた詩です。
いま読み返すと大したことない。
でも、魂はちゃんとあるなーと思う。
本が好きな人とか
詩が好きな人はぜひ読んで欲しいなぁ
響いて欲しいです。
デリケートな話題は怖い。
どのくらいの規模の話かわからんし
正確な情報も相当少ないんでしょ。
それに何より、自分の教養の無さが公にさらされる可能性って多分
知識を日々の発展に直結してきた人間そのものが
最も恐れる事態だと思う。
だから、怖い。
日々教養を蓄えて
恐れずに発言して行きたいなと思う。
一緒に頑張ろうね。
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「かつて光だった者達へ」
一人称視点の歌に価値は無い 味もしない
それは僕にとっても一生の課題
水面に想い馳せても あなたにはなれない
孤独の答え
音楽は代わりにはなれない
深く 枕元でまだ咲く あの音
コール 幾らでも タイムトラベラー
ただ
弔いなんてしないその代わりはソングライト
花束に夢を見ないし"居ない"とは思わない
全ての物事は過去形であるからして
あどけない風にして他人事へ変貌する
化かされてばかりで馬鹿みたいだぜ
特別な時間は何処にも行きやしない
それが例え津波であろうとも
それが例え戦争であろうとも
誰かを愛しく思えた事がすべてだから
花束に夢を見ないし"居ない"とは思わない
人はきっと大きな物を秘めている
目で視る 聴く 感じては案じて
胸一杯の息吹が旅をするからさ
妙な心を混ぜ込まないようにな
ペンでさえ嘘を吐き 後で驚く
指先はペンの倍は嘘を吐く
言葉に気を付ける もう悩まないよう
哀しみにあなたをくれてはやりません
西の空に東の明るみを当てればあっという間に
恐れは無くなって あなたは帰る
迷い 明け暮れた 霊 は これ以上
歪んだ道徳の侵入を許さない
形がパスポート ボロ切れも窓口
いつの日かの再会へ迎えを頼んでおく
風吹かぬ日の風にくしゃみなんかをして
溢れそうなさよならを抱きしめる
女手一つ 僕を育てた 糧は無償のラヴだ
明日は何か変わるかなと信じてた
遊びたい盛り20代
ベビーカー片手に階段を駆け上がり
明け方に 燃え尽きる 未来の暗闇に
うちは母子家庭なんで 何で?ってな具合の苦い顔を笑って来た
首を垂れる稲穂かな 皆の代わりに頭を下げたりもした
遠回しな嫌味に 「いや今に…」
そこまで
人を憎んだりはしないように
未だに昨日の事みたいに
暖かな部屋で聴いたあの言葉
あなたが還るべき燭台は何処だい?
哀し気な炎よ あなた は ひかり
やり場ない怒り然り試されてばかり
人生は短い
それをいかに 理解出来るのか それ次第
ニライカナイ 何処にもなくたって
未来が無いと思わない
願い とは 半ば投げやりな
危うさを秘めた幼児の様な佇まい
疑われやしないか 浅ましい話
やはり音楽に出来る事はないのでしょうか
母の涙を目の当たりにしたり
祖母がタバコを吸いに出てったり
叔母さんの病室に入るのが怖かったり
ジジイの死に目に遊び疲れ眠ったり
そう 何時だって好きな時に好きなよう
後悔はしない なんてもう言わない
今すぐにまたあなたに会いたい
花束に夢を見ないし"居ない"とは思わない
何事も無かったかのように振る舞い
夜は相変わらず 僕等孤独だ と 五月蝿い
デリケートな話題を前に恐怖が膨らみ
この命の価値を風に問いかけたり
変えるべき その主張から先ず還るべき
秒針の後押しを忘れないで居たい
世界はそこまで自分に興味がない
上等 諦めない
それも心の護り
ポエトリー ラボラトリー ご覧の通り
まだまだやらなくてはならない事が山積み
辿り着けるのかいつもわからないけど
こうしてやってみないことには何も見えない
誤ちの陰にあの家を振り返り
溢れそうなさよならを今も抱き締めています
後ろ向きで走って 土手っ腹を蹴飛ばされて
吐き出された本音を忘れずに居たい
それが例え津波であろうとも
それが例え戦争であろうとも
あなたが還るべき燭台は何処だい?
哀し気な炎 あなた は ひかり
かつて光だったあなたに
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余談ではあるけれど。
いつかちゃんとした音源として作り直して
チャリティ系のリリースをしたい。
ボーナストラックにするとか。
まあ、それはまた追々ね。