船乗りポエトリーラッパー流石に僕だけ

航海士しながら音楽活動しています

年末の日記

中国の海の上でトラブって

呼吸が凍結する氷点下10℃の中震えながら

悲しいのか苦しいのか嬉しいのか

よくわかんない初日の出を見た事覚えてる。

 

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お疲れ様です。

ありがたい事にそこそこ忙しくって

ちょっと箇条書き的な日記です。

 

ここ三年、船の仕事についてから年明けは

途方もない暗闇が広がってて

どこかで挫けてしまうかも とか

どこかでどうしようもない失敗をして

職や友達を失ってしまうとか

そう言うことばかり考える。

 

20日頃に休暇に入ると確信した時

各方に連絡をとりまくった。

相変わらずブッキングは厳しい。

でも今年は飛躍の年だった。

 

会いたかった人にたくさん会えた

何回も会えた人だって居る。

本当に、全部覚えてる

僕も何か返したいな と 思い始めています

 

 

 

22日(金)

仕事を終えた足で新幹線に飛び乗る

深夜2時頃名古屋のアパートに帰着して

電子キーが開かずに寒空の下朝方まで震える。

一時間後に折り返しが来る。

コールセンターの電子音声って向こうに人居るんだ、助かった。

 

23日(土)

朝10時にガス屋さんが来てガス開通

うちはIHだからコーヒーくらいは飲めたし

あらかじめ電気通してて良かったなと思う。

昼前に家を出て地下鉄で池下へ。

鈴木陽一れもんさんが呼んでくれたNSWSの決勝トーナメントに当日枠で出る。

これはれもんさんが主催するオールジャンルのスラムバトル。

審査員に DJ PATRAさん来ててやばかった。

知り合いも増えて本当に生きてて良かったなと思った。

都度思うけどすぐに生きてて良かったって感じる僕は何事にもちょろ過ぎると思う

そのまま名古屋の仲間、無名×国芳と落ち合って飯行った。

彼もまた僕と比べものにならん険しい環境で生きてる。

また会えて良かった

僕の生きてて良かったは溜まった頃に人に向けてやると良い感じになるので無名に刺してやった。

また会いたい。

 

 

24日(日)

早起きして部屋の掃除と必需品を買いに行く。

布団は掃除がだるいので寝袋を買った。

ギリ寒い。

夜19:30頃に栄の薬膳バーへ

各方へ挨拶。思えば挨拶し切れてなかった。

会場作りとかちょいちょい手伝ったりしてるうちになんやかんやオープン。

コンドーム風船は暫く膨らませたくない

慣れない環境でぎこちないライブ

緊張で歌詞が飛びまくって気絶しそうになる。

それなのに皆んな暖かすぎて泣きそうだった

薬膳バーにはまた出たい。

今度は完璧なライブをして恩返しをする

来年の目標の一つが出来た。

いりやまさんには頭が上がらない。

 

25日(月)

24の終電で兵庫へ帰ってこの日は仕事納め。

仕事が終わるやいなやボスにもう帰れと言われたので夜には神戸に居た。

明日に備えて一晩中カラオケでリハをする。

ふらっと入った中華料理屋の炒飯がガチ大盛りで死ぬほど苦しくなる。

美味かったけど正直リハどころではなかった。

 

26日(火)

昼過ぎまでよく寝たのでライブはほぼ朝方まで平気だった。

神戸のオトハトバ、リンカイテン

念願の舞台に立って友達と同じイベントに出た

過去最高にかませたと思う

でもそれはみんなの真剣な目と生き様が

しっかり会場を一体化させていたからだと思う

音楽は聴き手の力がないと

やっぱり独りよがりだ

ありがたいと思った。

 

27日(水)

プッシュさんと空間くん、あと先に帰ってた筈が改札で再開したラムファイターに見送られて

胸が一杯なまま名古屋へ帰った。

11:30帰着。そのままレコーディングに行って

アルバムの最後の曲を録り終えた。

夏頃にはリリース出来るかな…

200〜300枚ぐらいプレスして配りまくりたい。

とりあえず疲れたので早く寝たい。

 

28日(木)

夕方まで眠ってしまった。

路上ライブしたかったけどそれどころではない

家の掃除をして風呂に入って

夕飯はカレーライスを作った

このアパートはシンクが小さいから料理がし難い。

家選びミスったかなーと考える

 

29日(金)

今日しか予定が合わないので船乗りの友達と会って一泊してきた。

彼らがどう思っているかは知らないけど

僕は本当に、船乗りの仲間には会える時に会わないと急に消息を絶ってしまいそうな匂いがする

いつも通りへらへらしただけだったけど

一分一秒を噛み締めた。

 

 

 

終わる予感を感じられなかった令和5年が終わる

思えばコロナ絶頂期の令和2年だって

あっという間だったなと思う。

ライブで強がって

今年だってどうってことなかっただろ と

発言したことを思い出す。

 

来年も忙しい。

夢も叶った分増えてしまった。

 

マイナスな言葉は吐くべきではないかもしれないけど

せめて僕の周りでだけは「死にてぇー」っていって貰えるような優しい空気を纏いたい。

僕は「だりぃー」って口で言いながら真剣に取り組むスタンス

嫌だーと楽しいーが混在して良い感じになる

 

来年は船乗りとしても激動の年になると確信。

あまり考えすぎないようにしたい。

 

何はともあれ少し早いけれど

今年はどうもありがとう。

あなたに生かされていました。